ウィーン少年合唱団OB自伝の日本語版が発売

世界的に有名なウィーン少年合唱団の元団員であるゲオルク・シュピーゲルホーファー氏が、自身の体験を通じて語る感動的な回顧録です。この本は、少年時代に合唱団の一員として過ごした豊かな経験、友情、成長、そして音楽の力を描いており、オーストリア大統領アレクサンダー・ファン・デァ・ベレン氏や、ウィーン少年合唱団の元芸術監督であるゲラルド・ヴィルト教授も本書を称賛し、歴史と感動が詰まった一冊として推奨しています。

内容紹介

本書は、ゲオルク氏が1958年から1961年の間にウィーン少年合唱団員として体験した日々を詳細に描いたものだ。「ランク隊」の一員として、彼は伝説的な成功を収め、多くの国際的な舞台で観客を魅了している。その活動の裏側には、時に楽しく、時に切なく、そして何よりも感動的なエピソードが鮮やかに綴られている。

ジョン・F・ケネディ夫妻の前での演奏や、アメリカやヨーロッパでの演奏旅行、日本公演の延期をめぐる政治的背景など、単なる音楽活動にとどまらない多層的な物語が展開されている。また、少年合唱団員として過ごした日々がどのように彼の人生に影響を与えたのかが語られ、合唱団の舞台裏と団員としての成長の物語が交錯している。

さらに、コロナ禍で活動を制限された現代のウィーン少年合唱団へのエールも込められており、長い歴史を持つこの合唱団がどのように困難を乗り越えてきたのか、その精神が伝わってくる。

製品情報

製品名「小さな歌」私がウィーン少年合唱団員だったころ
著者名著:ゲオルク・シュピーゲルホーファー
発売日2025年1月10日(金)
価格定価:4,730円(本体4,300円)
ISBN978-4-9913980-0-1
判型A5サイズ
ページ数400ページ

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