クラシック用語 フ
フォルティッシッシモ
「フォルティッシッシモ」とは、音楽用語の一つで、イタリア語で「非常に強く」という意味があります。楽器の演奏法においては、この指示がある場合、最大限の強さで音を奏でることを意味しています。略記号は「fff」と表記されます。
また、合唱曲においては、この指示がある場合、全体の音量を非常に強くする指示となります。
フォルテフォルティッシモ
「フォルテフォルティッシモ」とは、音楽用語の一つで、イタリア語で「非常に、非常に強く」という意味があります。楽器の演奏法においては、この指示がある場合、さらに「フォルティッシモ」よりも強く、最大限の強さで音を奏でることを意味しています。略記号は「ffff」と表記されます。
また、合唱曲においては、この指示がある場合、全体の音量を非常に強くする指示となります。
フーガ
「フーガ」とは、バロック音楽の代表的な形式の一つで、複数の声部が主題を追いかけるように交錯して演奏される音楽のことを指します。一般的には、一つの主題が提示され、その主題が反復されながら、複数の声部によって追いかけられていく様子が特徴的です。
また、主題を変形させながら展開していく技巧も特徴的であり、様々なバリエーションが演奏されます。フーガは、バロック音楽の時代に発展しましたが、その後も多くの作曲家たちによって愛用され、現代でも演奏されることがあります。
ブーレー
「ブーレー」とは、バロック音楽の舞曲の一つで、フランス語で「踊る」という意味があります。4分の3拍子の速いテンポで演奏され、主にフランスの宮廷音楽で愛されました。
また、バロック音楽における組曲の一部としてもしばしば取り入れられています。ブーレーは、軽快なリズムと明るい旋律が特徴で、踊りのイメージを持った音楽として知られています。
不協和音
「不協和音」とは、音楽用語の一つで、調和のとれた音楽の中で、調性に外れた音が組み込まれている和音のことを指します。不協和音は、音楽の中での緊張感や不安感を表現するために用いられることがあります。
また、不協和音を積極的に用いることで、新しい音楽的効果や表現を生み出すことも可能です。具体的には、三和音や七の和音の中に、調性に外れた音を加えることがよくあります。
不協和音には、不協和音の特性を利用した和声進行が存在し、その進行は、音楽の表現や魅力を高めるためによく使われます。