クラシック用語 エ
エチュード
「エチュード (etude)」は、音楽用語の一つで、練習曲として作られた楽曲のことを指します。演奏技術の向上や特定の技巧の習得を目的として書かれた曲であり、しばしば高度な技巧や難易度の高いパッセージを含んでいます。
エチュードは、ピアノやヴァイオリン、チェロ、クラリネット、フルート、トランペットなど、様々な楽器のために書かれています。また、有名な作曲家たちがエチュードを作曲しており、例えばショパンの「革命エチュード」やリストの「ラ・カンパネラ」などが有名です。
エチュードは、演奏技術を向上させるための有効な手段として、音楽教育において広く用いられています。また、一部のエチュードは、音楽的価値が高く、演奏会やレコーディングでも取り上げられることがあります。
エレジー
「エレジー (elegy)」は、悲しみや哀悼の気持ちを表現する詩や楽曲のことを指します。元々は、古代ギリシャの詩の形式で、死者を追悼する詩や哀歌を意味していました。
音楽においては、悲しみや哀悼の感情を表現するための楽曲形式として用いられます。エレジーは、しばしばゆっくりとしたテンポで、哀愁を帯びた旋律や和音が使われます。また、哀悼や追悼の対象となる人物や出来事にちなんで、作曲家が曲を作ることがあります。
有名なエレジーには、チャイコフスキーの「悲愴」や、フォーレの「エレジー」、ヒンデミットの「トランペット・エレジー」などがあります。また、ロックやポップスの分野でも、エレジーという言葉が用いられ、哀愁を帯びた楽曲が多く存在します。
円舞曲
「円舞曲 (waltz)」は、3拍子のリズムで書かれた、軽快なダンス音楽の一つで、18世紀後半にオーストリアで発展した音楽ジャンルです。もともとは、貴族たちの舞踏会で演奏される音楽として始まり、やがて一般の人々にも広まりました。
円舞曲は、軽快なテンポと3拍子のリズムが特徴的で、しばしばオーケストラやバンドによって演奏されます。また、多くの場合、オーケストラの演奏に合わせて踊られます。円舞曲は、初心者でも踊りやすく、楽しめるダンスの一つとして人気があります。
有名な円舞曲には、ヨハン・シュトラウス2世の「美しき青きドナウ」や「ウィーンの森の物語」、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」のワルツなどがあります。また、ポピュラー音楽の分野でも、円舞曲のリズムが取り入れられた楽曲が多くあります。


