クラシック用語 ワ

ワルツ

ワルツ(waltz)は、3拍子のダンス音楽で、19世紀のオーストリアやドイツを中心に広く愛されました。通常は、1拍目に強いアクセントを置き、2拍目と3拍目を短く演奏します。

ヨハン・シュトラウス2世、フレデリック・ショパン、ピョートル・チャイコフスキーなどの作曲家が有名なワルツ曲を残しており、特にシュトラウス2世の「美しく青きドナウ」は、現在でも世界的に有名な曲の1つとして親しまれています。また、ワルツはクラシック音楽だけでなく、ジャズやポピュラー音楽でも広く用いられます。

ワールドミュージック

ワールド・ミュージックとは、民族音楽や伝統音楽など、世界各地の様々な音楽ジャンルを包括する総称的な用語です。欧米を中心とした音楽市場において、西洋音楽以外の音楽を「ワールド・ミュージック」という名称で紹介し、その普及に努めたことが起源とされています。

ワールド・ミュージックは、異文化交流や音楽的多様性を促進することにも繋がり、世界的に注目される音楽の一つとして位置づけられています。

ワンコード

ワンコードとは、一つのコードだけを使って曲を構成する方法です。一般的には、I(メジャー)、vi(マイナー)、IV(メジャー)、V(メジャー)の4つのコードを使用することが多いです。この方法は、簡単ながらも効果的な曲作りの手法の一つとして広く使われています。また、フォークやカントリー、ロックなどのジャンルでよく用いられます。