クラシック用語 ニ

ニッケルハルパ

「ニッケルハルパ」は、19世紀にドイツの楽器製作者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニッケルによって開発された、弦楽器の一種です。従来のハルパに比べて弦の張力が高く、音量も大きくなっています。

また、フレットの間隔も狭くなっており、演奏がしやすくなっています。ニッケルハルパは、クラシック音楽や民俗音楽、ポピュラー音楽などで使用されます。

ニュアンス

ニュアンス(nuance)とは、微妙な違いや機微な差異を指す言葉で、音楽用語では音色や表現に微妙な変化を付けることを指します。例えば、同じ音符を演奏していても、ニュアンスを変えることで音楽に表現力を与えることができます。また、曲の中での表現や感情の変化を表すためにも用いられます。

ニュアージャズ

ニューアジャズ(New Jazz)とは、ジャズ音楽の中でも、1960年代以降に登場したジャズの新しい動向を指す言葉です。従来のジャズにとらわれない自由な音楽性や、エレクトリックな楽器や電子音響機器の使用、ロックやファンクなどの要素を取り入れた音楽性が特徴です。

代表的なアーティストに、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、マイルス・デイビスなどがいます。

ニューミュージック

「ニューミュージック」は、1970年代に日本で生まれた音楽のジャンルで、和製英語で「New Music」を意味します。主にアコースティック楽器を中心にしたポップスやフォークソングを指し、シンガーソングライターが多く活躍しました。

また、その音楽性はポップス、ロック、ジャズ、ラテン音楽、クラシック音楽など多岐に渡っており、1970年代から1980年代にかけて日本の音楽シーンを牽引する存在となりました。

ニードルドロップ

「ニードルドロップ」は、アナログレコードプレーヤーにおいて、針(ニードル)をレコードの溝にあてる動作のことを指します。レコードを再生する際に、針が正確に溝にあてられないと、音が飛んだり、歪んだりすることがあります。そのため、正確に針をあてることが重要であり、その作業を「ニードルドロップ」と呼びます。