クラシック用語 ク
グレゴリオ聖歌
「グレゴリオ聖歌 (Gregorian chant)」は、中世ヨーロッパで発展したキリスト教の聖歌の一つで、ローマ教皇グレゴリウス1世によって整備されたとされています。グレゴリオ聖歌は、単旋律(一声部)で歌われる旋律が特徴であり、調性や和声の概念がないため、非常に古くからある音楽の一つとされています。
グレゴリオ聖歌は、キリスト教の典礼で歌われる聖歌の一つであり、中世ヨーロッパにおいては広く普及し、聖歌隊や修道院で歌われることが多かったとされています。グレゴリオ聖歌は、ラテン語の歌詞が使われることが多く、非常に厳粛な雰囲気を持った音楽とされています。
グレゴリオ聖歌は、ヨーロッパの音楽史上、非常に重要な位置を占めており、ルネサンス期以降の音楽にも影響を与えたとされています。また、20世紀以降には、グレゴリオ聖歌の研究や演奏が盛んに行われるようになり、現代でも多くの人々に愛され続けています。
クレシェンド
「クレッシェンド (Crescendo)」は、音楽用語で、音量を徐々に増やしていく演奏指示のことを指します。つまり、曲全体の中で音量を少しずつ上げていくことで、音楽的な効果を生み出します。
クレッシェンドは、一般的に「cres.」や「<」などの記号で表されます。演奏家によっては、指揮者の合図に従って音量を徐々に増やしていくこともあります。
クレッシェンドは、様々なジャンルの音楽において使用されます。クラシック音楽では、オーケストラの演奏や、ソロ楽器の演奏において使用されることが多く、ロマン派音楽においては、劇的な効果を生み出すために広く用いられています。また、ジャズやポップスなどの現代音楽でも、クレッシェンドが使用されることがあります。
演奏においては、徐々に音量を上げていくことが求められます。楽器によっては、演奏の際に音量を調整するためのレバーやボタンが用意されていることがあります。クレッシェンドは、音楽的な表現力を豊かにするための奏法の一つであり、音楽によっては、曲のハイライトとなる部分に使用されることが多く、聴衆に強い印象を与えることがあります。
クロマティック
「クロマティック (Chromatic)」とは、音楽用語の一つで、半音階的に音程を上げたり下げたりすることを指します。つまり、音階を半音ずつ移動することを意味します。クロマティックな音階は、白鍵盤と黒鍵盤を含めた全ての音階を含む音階です。
例えば、ピアノの場合、クロマティックな音階は、Cから始まる音階で、C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、B、Cのように、全ての半音階を含む音階となります。
クロマティックな音階は、音楽的な表現の幅を広げるために使用されます。例えば、クロマティックな音階が短いフレーズの中に取り入れられることで、劇的な効果を生み出すことができます。また、クロマティックな和声やメロディが使用されることで、音楽の表現力を豊かにすることができます。
クロマティックな音階は、クラシック音楽やジャズ、ポップスなどの様々なジャンルの音楽に使用されています。また、ギターなどの弦楽器や、サクソフォン、トランペットなどの管楽器でも、クロマティックな音階が使用されることがあります。
クロマティック・スケール
「クロマティック・スケール(chromatic scale)」とは、音楽用語の一つで、半音階的に音程を上げたり下げたりすることで構成される、12音からなる音階のことを指します。
クワイア
「クワイア(choir)」とは、合唱団や聖歌隊のことを指します。通常は、多数の歌手が一緒に歌い、ハーモニーを奏でるグループのことを指します。
クワイアは、様々な形態で存在します。例えば、大規模な合唱団や聖歌隊、男声合唱団、女声合唱団、子供合唱団、宗教的な合唱団、民族音楽の合唱団、ポップスやジャズのアカペラグループなどがあります。
クワイアは、歌唱力や表現力の向上、コミュニケーション能力の向上、集団行動のスキルの向上など、様々な効果をもたらします。また、クワイアの演奏は、聴衆に感動を与えることができます。
クワイアは、教会や礼拝堂、コンサートホール、学校、地域文化センターなど、様々な場所で演奏されます。特に、クリスマスシーズンには、多くの場所でクリスマスキャロルを歌うために、クワイアが活躍します。

